ニックネーム 丸子。
私は、20代前半の女性です。
今は、社会人をしています。普通の事務作業で、最近会社に入社しました。
今の会社に入る前までは、近所のキャバクラで1年ほどアルバイトとして働いていました。
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だいたい、夜の9時から深夜2時くらいまででしょうか。
時間にして、5時間ほどです。でも、給料として最低時給が設定されていたので、安心でした。
時給2千円で1日1万円かせぐことができます。昼間の仕事とほとんど変わらないですね。
私が、キャバクラで働こうと思ったきっかけは、大学を卒業してから入社した会社をすぐにやめてしまったことでした。
そこの会社へは、地方から出てきて一人暮らししながら働いていたのですが、わずか3ヶ月で会社を辞めてしまったので計画が狂いました。
やめて、また実家に帰ろうとも思ったのですが、帰ったら親になんていわれるかと思うと、帰るに帰れませんでした。
ですので、まだこちらに残ることにしたのです。もちろん、家賃も払わなければならないし、すぐに働かなければ食事もろくに出来ません。
ですので、当時の私はとにかく働かなければとあせっていたのです。
そんな時でした、アルバイト雑誌をなんとなく眺めていたら、夜のお仕事というのを発見しました。
時給は2千円から。と書かれており最初は興味なかったのですが、だんだん興味がわいてきました。
キャバクラなんてみんな一度は経験してるよね、まあ経験として一回くらいはやっても大丈夫でしょう。と。
とまあ、こんな軽い気持ちでお店に入りました。顔も、多少は自信があったので笑、すんなり入ることが出来ました。
仕事を始めた最初のころはやはり、お客さんを相手にするのはとても気を使い、勇気のいる仕事だなあと思っていました。
しかも、相手が若い人ならいいのですが、年の多少いっている人を相手にするとなると多少気を使います。
一応、礼儀として最低限のマナーを教えられ、毎日テキパキと仕事をこなしていました。
仕事で辛かったエピソードは、やはりお客さんとの関係作りです。
あるお客さんが(40代の方)私をずいぶんと気に入ってくれて、来るたびに指名してもらい、ドリンクもご馳走になりました。
最初のころは、一ヶ月に一回の割合で来店されていたのですが、だんだん来店回数が頻繁になり、一週間に1回来るようになりました。
しかも、時間はいつも、2時間ほど滞在します。もちろん、私は給料に反映されるので
うれしいのですがだんだんと話す話題が下ネタに向かっていったのです。
その人は、独身で顔はそんなに良いほうでもありませんでした。恋愛対象にはもちろんなりません。
しかし、相手の方は、相当気に入ったらしく、下ネタを連発するし、今度外で会おうと何回も誘ってきました。
最初は、そこまで気にしていませんでしたが、ずっといわれていると、ちょっと気持ち悪いなと思うようになってきました。
しかし、私は相手を選べる立場でもないので、毎回我慢していました。そのころ、少しうつになっていた気がします。
仕事に行くのがいやになり、元気もなくなっていったのです。
そんな事件があり、もうこの世界にはいられないなと改めて、自分を見つめなおし、職安でとりあず普通の仕事を探しだしました。
約1年間でしたがやhり自分はまともに昼間の仕事でがんばっていこうと思うことが出来ました。
もしも、キャバクラが楽しくて、私を気に入ってくれた40代の人がいなかったとしたら、私はまだキャバクラを続けていたのかもしれません。
やめるいいきっかけになり、逆にあの方には感謝しています。これからは、キャバクラに戻ることはないでしょうが、本当にいい経験をさせてもらえました。